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              | オーシャンセブン305Plus型は、ボーリング孔等の環境調査で幅広く使用されている小径多項目水質計305型の後継機です。最新の回路設計により、より小型化を実現しました。
 
 CTDが基本でDO、pH、ORPが追加できます。自社開発の7極白金センサはフリースルー型なので、プローブの自然降下だけで水が入れ替わり高精度のプロファイリングが行えます。QAMポータブルデッキユニットと組み合わせれば、単芯アーマードケーブルによって深海やボーリング孔のリアルタイム観測もできます。
 
 メモリ式で使用する場合の記録部には、2GバイトのmicroSDカードを採用し、電導度・温度・深度のほかDO、pH、ORP、時刻の7つを1セットとしたデータを最大16,000,000数まで記録できます。標準装備の手動スイッチと併用すれば、設定変更しない限りは繰り返し何度でも観測が行えます。メモリ不要なら303型QAM専用機があります。
 
 観測方法は、高速サンプリング、深度インターバル、条件設定トリガー、時間インターバル、バーストサンプリングの5種類のいずれかから選んでデータを取得できます。
 
 計測器内のCPUはCTD測定のみならず、UNESCO Technical Paper in Marine Science No44.によって定義された方程式からTDS(総溶解固形分)や20℃又は25℃換算による電導度、海水用として塩分や音速、密度などの演算による表示が可能です。本体内部には固有のキャリブレーション係数が記録されており、電導度はソフトウェアからの選択だけで淡水/海水用レンジに切り替えられます。
 
 ハウジングは標準の43mm径・1,000m耐圧モデルの外に、75mm径・2,000m耐圧モデルがあり、後者には濁度や蛍光光度のオプションセンサーが組み込めます。深度センサは0.01%FSの高精度タイプをオプションで用意しており、ボーリング孔による地下水の調査だけでなく本格的な海洋調査など多様にご利用頂けます。
 
 
 
 
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              |  特  徴 |  
              |    □ 小型・軽量 |  
              |    □ 低消費電力 |  
              |    □ 大容量メモリ |  
              |    □ 測定スピード 最大8Hz |  
              |    □ ソフトで淡水から海水まで電導度レンジ切り替え |  
              |    □ 5種類のサンプリング機能 |  
              |    □ 手動スイッチ(スタート及びストップ) |  
 
 
          
            
              | 基本センサ仕様 |  
              | 測定項目 | 測定範囲 | 精度 | 分解能 | 応答速度 |  
              |  深度 | 0〜2,000dbar注1) | 0.05%FS | 0.0015%FS | 0.05秒 |  
              |  温度 | -3〜+50℃ | 0.005℃ | 0.001℃ | 0.05秒 |  
              |  電導度 | 0〜70mS/cm注2)0〜7,000μS/cm注2)
 | 0.007mS/cm5μS/cm
 | 0.001mS/cm0.1μS/cm
 | 0.05秒注3)0.05秒注3)
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              | オプションセンサ仕様 |  
              |  DO(隔膜式) | 0〜50ppm0〜500%ppm
 | 0.1ppm1%sat
 | 0.01ppm0.1%sat
 | 3秒(空中)注4)3秒(空中)注4)
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              |  DO(光学式) | 0.02〜250% | ±0.02%注5)±0.2%注6)
 | 0.01%注5)0.05%注6)
 | 5秒 |  
              |  pH | 0〜14pH | 0.01pH | 0.001pH | 3秒 |  
              |  ORP | -1,000〜+1,000mV | 1mV | 0.1mV | 3秒 |  
              |  深度(高精度タイプ) | 0〜2,000dbar注7) | 0.01%FS | 0.002%FS | 0.05秒 |  
              |  濁度注8) 9) | 0.03〜750FTU/NTU0.03〜500FTU/NTU
 0.03〜125FTU/NTU
 0.03〜25FTU/NTU
 | 5FTU/NTU1FTU/NTU
 0.25FTU/NTU
 0.05FTU/NTU
 | 0.5FTU/NTU0.1FTU/NTU
 0.025FTU/NTU
 0.005FTU/NTU
 | 0.1秒0.1秒
 0.1秒
 0.1秒
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              |  蛍光光度注8) 9) | 0.02〜5μg/l0.02〜15μg/l
 0.02〜50μg/l
 0.02〜150μg/l
 | 0.05μg/l0.1μg/l
 0.5μg/l
 1μg/l
 | 0.002μg/l0.006μg/l
 0.02μg/l
 0.06μg/l
 | 0.1秒0.1秒
 0.1秒
 0.1秒
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              | 電気・記録系標準仕様 |  
              |  電源 | デッキユニット(又は外部電池)タイプと水中器に電池を内蔵するタイプがあります。リアルタイム観測、ロギング観測によって使い分けします。 |  
              |  ケーブル | 電源+信号用RSケーブル 10mm(径)、単芯アーマードケーブル 2.56mm(径)〜 |  
              |  消費電力 | 起動時 70mA @3.6VDC休止時 0.008mA @3.6VDC
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              |  サンプリング速度 | 8Hz(Windows付属通信ソフト)、12Hz(専用ソフトウェア REDAS-5使用かつリアルタイム測定のみ) |  
              |  A/D変換 | 16ビット逐次比較型(SAR)アナログデジタル変換 |  
              |  インターフェース | RS232Cシリアル通信ポート(標準、最大200m)、RS485シリアル通信ポート(オプション、最大1,000m)QAM通信ポート(オプション、最大2,000m)、Bluetooth(オプション、最大100m)
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              |  メモリタイプ | 2GバイトmicroSDカード |  
              |  メモリ容量 | 16,000,000データセット |  
              | ハウジング |  
              |  材質 | AISI 316 / POM樹脂 | POM樹脂 |  
              |  耐圧 | 1,000dbar | 2,000dbar |  
              |  寸法 | 43mm(径)×715mm(長) | 75mm(径)×660mm(長) |  
              |  重量(空中)(水中)
 | 1.3kg | 2.6kg |  
              | 0.7kg | 0.6kg |  
              | サンプリング機能 |  
              |  高速サンプリング | 0.1〜8Hz間で設定、手動スイッチのON/OFFでデータ記録可能 |  
              |  深度インターバル | 0.1dbar以上の任意深度ピッチによるデータ記録 |  
              |  時間インターバル | 1秒〜1日の間で測定、手動スイッチのON/OFFでデータ記録可能 |  
              |  条件設定トリガー | 設定した値になると記録可能 |  
              |  バーストサンプリング | 8Hz〜1分間の任意の間隔で複数回を1秒〜1日の時間間隔で記録可能 |  
          
            
              | 注1)深度レンジは10、40、100、200、500、1,000、2,000dbarから選択できます。 |  
              | 注2)ソフトウェアから切り替え操作を行う必要があります。 |  
              | 注3)流速1m/secの状態での仕様になります。 |  
              | 注4)酸素飽和濃度0%から100%へ向かった時の応答速度になります。 |  
              | 注5)酸素飽和濃度1%時の精度、分解能になります。 |  
              | 注6)酸素飽和濃度100%時の精度、分解能になります。 |  
              | 注7)深度レンジは100、1,000、2,000、4,000、7,000dbarから選択できます。 |  
              | 注8)測定範囲の変更は、ソフトウェアから切り替え操作を行う必要があります。 |  
              | 注9)これらのセンサを組み込む場合は75mm径ハウジングになります。 |  
 
 
          
            
              |  |  |  
              | 温度、深度、電導度、DO、pH、ORPセンサが標準になります。
 | 一度観測状態を設定すると、プローブ上部にある手動スイッチのON/OFF動作だけで、設定状態を満たすまで何度でも測定が行えます。 |  
 
 
          
            
              |  
 ポケットPC+RS232通信仕様 |  
 ポケットPC+FSK通信仕様 |  |