2015年冬、ご好評頂いておりますポータブル電気麻酔システムPES型のハンドグローブ方式として新たにフィッシュハンドリンググローブが開発されました。
両手に専用の手袋(片方を陽極、もう片方を陰極とした)をはめ、魚の頭と尻尾を左右の手でつかむだけで一時的な麻酔にかかります。麻酔効果は両手で魚に触れている間だけで、どちらかの手を離せば直ぐに覚醒します。一般的に魚を麻酔させる方法として炭酸ガスが薬剤がありますが、フィッシュハンドリンググローブでは休薬期間や残留薬剤の影響、蘇生までの期間の魚体への影響などは気にする必要がありません。
多くの魚に対応するために、魚体の大きさや魚体の電気の通りやすさに合わせられるように出力は5段階になっています。魚の動きを止められることができるので、測長や卵の採集、タグの埋め込み等、手間のかかった作業を容易に行えるようになります。また、作業性を損なわないように、本体は小型で軽量、かつ防水設計になっています。電源はニッケル水素充電池ですので、繰り返しご利用いただけます。
海水魚にも淡水魚にも有効です。
【デモ機について】
本製品はデモ機の貸し出しを行っております。製品のご購入前に、実際に操作してイメージ通りの取り扱いができるかどうか確認できます。下部の「お問合せ」から、どのような調査をされるのかご入力の上、ご送信下さい。弊社から折り返しご連絡致します。
本器の取り扱いについて
本器は左右の手にはめた手袋を電極として魚体に電気を流す装置です。電気が流れている手袋や魚体に素手で触れると、ごく軽度の電気刺激を受けますので、共同作業者も絶縁手袋を装着するようにして下さい。
総合カタログPDFダウンロード(3.9MB)
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