Hyperion Turbidityr型はベールポート社が新規に開発した新しいタイプの濁度センサで、ネフェロメトリー法と後方散乱法の2つのセンサをひとつのセンサパッケージとしました。0〜1,000NTUの低濁度レベルに対し90°ビーム角を使用するネフェロメトリー法と、1,000〜6,000NTUの高濁度レベルに対し〜120°ビーム角を使用する後方散乱法で、ベールポート社独自のサンプリングと24ビットADCによりレンジの切り替えなく高濁度まで測定が可能となりました。

光学ヘッドは直径わずか20mm径で、6,000mもの耐圧を有しています。水中グライダーやROV、AUV等の多様なビークルへの搭載やCTD用のオプションセンサとして最適です。




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 特  徴

   □ 小型・軽量

   □ 低消費電力

   □ 最大16Hzの出力データレート

   □ 最大耐圧6,000m



  仕  様

基本センサ仕様

 濁度

0〜1,000NTU(ネフェロメトリー法)、0〜6,000NTU(後方散乱法)注1)、励起波長:850nm、検出波長:850nm、直線性:0.99R2、検出限界:0.03NTU(ネフェロメトリー法)

電気・記録系標準仕様

 出力データレート

最大16Hz

 インターフェース

RS-232Cシリアル通信ポート(最大通信ケーブル長 200m)

 通信プロトコル

2,400から115,200ボーレート、データ長8ビット、ストップビット1ビット、パリティ無し

 電源

外部入力:9〜30VDCアイソレート、消費電力:600mW以下

ハウジング

 材質

チタニウム(ハウジング)、サファイアガラス(光学ウインドウ)

 耐圧

6,000m

 コネクタ

サブコン社製MCBH6F

 重量

0.50kg(空中)、0.26kg(水中)

 寸法

40mm(径)×179.5mm(長、コネクタ含む)

 動作周囲温度

-5〜35℃

  注1)6,000NTU以上は直線性が無いのでルックアップテーブルの参照又は2次校正を行う必要があります。